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2026.4.6

Z世代・α世代の時間の使い方について大調査!

皆さんは、時間を無駄にして後悔したことはありますか?

今回は、時間の使い方に関するアンケートの結果をもとに、Z世代・α世代が時間についてどのように考えているのかを皆さんにご紹介します。

調査期間:2026年2月24日~3月2日

時間は足りていると感じるか

両世代とも4割以上が「いつも足りない」と回答していることから、常に強い時間不足を感じていることがわかる。

α世代は「少し足りない」まで含めた「時間が足りない派」の合計を見ると、78.3%に達しており、Z世代の68.2%を約10ポイント上回っている。α世代は、学業、習い事、塾に加え、SNSや動画視聴、ゲームといったデジタルコンテンツの消費に多くの時間を奪われ、多忙感を感じている推測が成り立つ。

「余っている」と回答した割合は、Z世代(9.1%)がα世代(4.3%)の2倍以上となっている。「まあ足りている」を含めた「足りている派」の合計でも、Z世代は31.8%と3割を超えており、α世代(21.7%)に比べて約10ポイント高い数値である。Z世代は、ライフスタイルの多様化や、タイムパフォーマンス(タイパ)を重視した効率的な時間管理を実践している層が一定数存在することが示唆される。

時間を有効に使えていると思うか

「あまり思わない」「思わない」を合わせた、時間を有効に使えていないと感じる層は、α世代で約7割(67.4%)、Z世代では4分の3(75.0%)に達している。前の設問で見られた「時間不足感」が、そのまま「時間の使い方の未熟さ」や「後悔」に繋がっている様子が伺える。

Z世代において「そう思う(有効に使えている)」と回答した割合はわずか6.8%にとどまり、α世代(13.0%)の約半分という結果になった。Z世代は、可処分時間を動画視聴やSNSなどの受動的な消費に費やしてしまうことに対し、α世代よりも自己否定的な感情(もっと有意義に使えたはずだという感覚)を強く抱いている可能性がある。

「有効に使えている派」の合計はα世代が32.6%となっており、Z世代(25.0%)より約7.6ポイント高くなっている。これは、α世代が親や学校による時間管理(スケジュール化された生活)の中にいることが多く、自律的に管理しなければならない範囲がZ世代よりも狭いため、結果として「予定通りにこなせている=有効に使えている」という認識に繋がっていると考えられる。

「ムダにしたな」と感じる時間があるか

「よくある」「たまにある」を合わせた「ムダにしたと感じる時間がある」層は、α世代で84.8%、Z世代で86.4%に達した。両世代とも、自分の時間の使い方に対して何らかの後悔やネガティブな感情を抱いていることが常態化していると言える。

「よくある」と回答した割合はZ世代は61.4%と、α世代(50.0%)を約11ポイント上回っている。前の設問でZ世代は「時間を有効に使えていない」という自己評価が極めて低かったことからも、SNSの長時間利用や動画のレコメンド視聴など、本意ではない形での「時間の消費」に対する自覚症状が、α世代よりも強いことが推測される。

第1問の結果では、両世代とも「時間が足りない」と回答していた。それにもかかわらず、本設問で「ムダにした時間がある」と8割以上が回答している点は特徴的である。これは「やりたいこと(あるいはやるべきこと)に割く時間が足りない一方で、無意識に消費してしまう時間も多い」という、現代のデジタルネイティブ世代特有の葛藤を表していると言える。

まとめ

今回のアンケートから、

・両世代ともに約7〜8割が「時間が足りない」と感じており、慢性的な「時間不足」と「ゆとり」の欠如が挙げられた。

・両世代とも「時間が足りない」と回答しているにもかかわらず、8割以上が「時間をムダにした」と実感している点から、やるべきことや、やりたいこと(学習、仕事、趣味)に充てる時間が不足している一方で、SNSや動画視聴など、無意識に消費してしまう時間に対して強い後悔や課題感を持っていることが示唆された。

・Z世代は、限られた時間をいかに価値あるものに使うかという「タイパ」への意識が高い分、理想とする時間の使い方と現実とのギャップに、より強くストレスを感じている様子が伺える。

ということが分かりました!