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Z世代・α世代の外国人の友人についての調査
皆さんは、外国人の友人がいますか?昨今ではグローバル化が進み、隣人が外国人であることも珍しくはありません。
今回は、外国人の友人に関するアンケートの結果をもとに、Z世代・α世代がグローバルな友人との交流についてどのように考えているのかについて皆さんにご紹介します。
調査期間:2025年10月14日~10月20日
外国人の友だちがいるか

両世代ともに、「外国人友人がいない」と回答した人の方が多数派を占めている。
しかし、「外国人友人がいる」と回答した人も4割を超えており、決して少なくない割合であることが分かる。
外国人の友だちとは、どこで知り合ったのか

両世代ともに「学校や留学先」が、外国人の友人と知り合うための圧倒的な主要な場となっている。α世代では8割、Z世代でも7割以上がこの経路で友人を見つけている。これは、異なる文化背景を持つ人々が日常的に交流する機会が、やはり教育機関や留学の場に集中していることを示唆している。
α世代の場合、外国人友人との出会いが「学校や留学先」に非常に集中しており、残りの2割が「SNSやオンラインゲーム」であった。
Z世代も「学校や留学先」が最も多いですが、その割合はα世代よりやや低く、代わりに「バイトや仕事先」(14.3%)や「SNSやオンラインゲーム」(14.3%)といった場所での出会いも存在している。これは、Z世代の方が、教育機関以外の場でも外国人と交流する機会が増えている可能性を示唆している。特に、アルバイトや職場での出会いはZ世代に特有の傾向ではないだろうか。
外国人の友だちがいることで、一番よかったことは

α世代では、「言語を学べる」と「新しい考え方に出会える」が最も大きなメリットとして同率で挙げられている。彼らにとって、外国人の友人との交流は、具体的なスキルの習得や知的な刺激に繋がる価値が大きいようだ。
また、「特にない」と回答した人も2割おり、外国人友人がいることのメリットを特に感じていない層も一定数存在することが示唆される。
Z世代では、「異文化を知れる」が圧倒的なトップのメリットとして挙げられている。これは、異文化理解や多様性への関心の高さを示していると考えられる。次に「一緒に遊ぶのが楽しい」が続いている。Z世代は、外国人友人との交流を、純粋な楽しさや共有体験の機会としても重視していることが伺える。
これから外国人の友だちを作ってみたいと思うか

両世代ともに、「とても思う」と「少し思う」を合わせると、外国人友人を作りたいと肯定的に考えている人が多数派を占めています。α世代では約66.7%、Z世代では75.1%となっている。これは、多様な文化への関心や国際的な交流への前向きな姿勢が、現代の若年層に広く見られることを示唆している。
「あまり思わない」と「全く思わない」を合わせた否定的な意見は、α世代が約33.3%であるのに対し、Z世代は約25.0%と、Z世代の方が低く、より多くのZ世代が外国人との交流に前向きであることがわかる。
この設問でそう回答した理由について聞いてみた。
・α世代に多かった理由
異文化交流ができる
語学が学べる
外国人の友達といると楽しい
・Z世代に多かった理由
異文化交流ができる
語学が学べる
外国人の友達といると楽しい
知見を得ることができる
外国人の友達を作りたいと思わない理由として
「言語の壁」、「文化の違い」を不安に思うとの回答があった。
この結果は、α世代が外国人友人との交流に、具体的なスキルアップ(言語)、純粋な人との繋がり(交流)、そして体験としての楽しさという、比較的直接的でバランスの取れたメリットを求めていることを示唆している。
Z世代では、「交流ができる」が37.5%で最も高い割合を占めており、人との繋がりを重視する傾向が見られる。次に「言語が学べる」「知見を得たい」「楽しいから」が続いている。前回の「よかったこと」の設問で「異文化を知れる」が圧倒的トップだったことと関連付けて考えると、「知見を得たい」という回答は、単なる異文化理解だけでなく、より深い知識や教養を求める姿勢を表していると考えられる。
まとめ
今回のアンケートから、
α世代・Z世代が国際交流に対して全般的に高い関心と意欲を持っていることが明らかになった。
特に、Z世代はα世代と比較して、外国人との交流に対してより積極的で多角的な価値観を持っている。彼らは「異文化理解」や「共に過ごす楽しさ」といった体験的な価値を重視し、デジタルツールや多様な場所を通じて交流の機会を探っている。さらに、交流から「知見」や「人脈」といった、より広い視野や将来に繋がるメリットも求めている点が特徴的である。
一方、α世代は、外国人友人との交流に「言語学習」や「新しい考え方」といった、より具体的で知的なメリットを求める傾向が見られた。
この傾向は、社会全体のグローバル化が進む中で、特に若い世代が多様性を受け入れ、そこから得られる多面的な価値を享受しようとする姿勢の表れと言えるだろう。