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Z世代・α世代のマンガ事情を大調査!!
皆さんは、漫画を読むとしたら本ですか?スマホやタブレットの電子書籍ですか?
今回は、マンガに関するアンケートの結果をもとに、Z世代・α世代によるマンガ事情について皆さんにご紹介します。
調査期間:2025年10月7日~10月13日
マンガを読むとき、よく使うのは

Z世代では「電子(スマホ・タブレット)」をよく使うと回答した人が38.2%と最も多く、次に「両方使っている」が36.8%と僅差で続く。このことから、Z世代においてはマンガを読む際に電子媒体を積極的に利用する層が多数派であり、もはや主流となっていることがわかる。「紙の本」のみの利用は15.1%に留まっており、紙媒体への依存度が低いと言える。
一方、α世代では「両方使っている」と回答した人が46.6%と約半数を占め、最も高い割合となった。これは、α世代が特定の媒体に限定せず、状況や利便性に応じて紙と電子を柔軟に使い分けていることを示唆している。「電子」と「紙」単独の利用はそれぞれ22.4%、23.3%とほぼ同じ割合で拮抗しており、どちらか一方に偏るよりも、両方を活用する傾向が強いことが見て取れる。
マンガを読む際の媒体利用は、Z世代では電子媒体が既に主流となりつつある一方、α世代は紙と電子の垣根を越えて、それぞれの利点を活かした「両方使っている」(46.6%)が最も一般的なスタイルであることが明らかとなった。両世代ともにデジタルネイティブではあるが、Z世代がより電子媒体へのシフトを進めているのに対し、α世代は紙媒体もバランス良く取り入れつつ、最適な読書体験を追求していると言える。
電子マンガのいいと思うところ

両世代ともに「いつでもどこでも読める」が4割以上を占め、電子マンガの最大の利点として認識されていることがわかる。移動中や外出先など、場所を選ばずにマンガを楽しめるというアクセシビリティの高さが、デジタルネイティブ世代にとって最も魅力的な要素であると言えるだろう。
次に高い割合を示したのは、「たくさんあっても本棚がいらない」で、α世代で24.3%、Z世代で27.0%となった。特にZ世代では、「いつでもどこでも読める」に次ぐ割合であり、物理的なスペースの制約を受けないという電子マンガの特性が、特に若い世代にとって価値のある点だと考えられる。
紙のマンガのいいと思うところ

両世代ともに「集めて並べるとテンション上がる」が約38%と最も高い割合を占めており、紙のマンガが持つ物理的なコレクションとしての価値が非常に重視されていることがわかる。これは、デジタルデータでは得られない所有欲や達成感、インテリアとしての側面など、紙媒体ならではの満足感を示唆している。
次に高い割合を示したのは「ページをめくる感覚が好き」で、両世代ともに約24~25%であった。これは、デジタル画面では再現しにくい、紙の手触りやページをめくる際の音といった五感に訴えかける体験が、マンガ読書体験の一部として価値を持っていることを示している。
月にマンガにいくら使っているか

α世代では「1,000〜2,000円くらい」が41.4%と突出して高く、最も一般的な消費帯であることが示されている。これは、数冊の単行本や電子書籍を購入する、または定額読み放題サービスの一部を支払うといった行動パターンを反映していると考えられる。
Z世代では「0円(買わない)」が最も多いものの、それに続く「1,000〜2,000円くらい」が29.4%、「500円くらい」が15.7%と、比較的低価格帯での購入者も多い。一方、月額3,000円以上を費やす「ヘビーユーザー」の割合がα世代よりも顕著に高いことが示唆される。彼らは、多くのマンガを収集したり、最新刊を多数購入したりする傾向があると考えられる。
α世代で36.2%、Z世代で37.3%と、両世代とも約3割強がマンガに月々お金をかけていない層が一定数存在している。これは、無料の試し読みや無料マンガアプリの利用、友人からの借り物などで済ませているケース、あるいはそもそもマンガをあまり読まない場合が含まれていると考えられる。
新しくマンガを買うなら、どちらを選ぶか

α世代では、「紙の本」を購入すると回答した人が52.6%と過半数を占め、圧倒的な多数派である。これは、α世代がマンガを読む際に「両方使っている」が最も多かったという前回の結果(46.6%)や、「紙のマンガのいいと思うところ」で「コレクション性」や「ページをめくる感覚」を重視する傾向にある点に現れている。新しいマンガを購入する場面では、物理的な所有感や体験を重視する層が多いことがわかる。
Z世代では、「電子マンガ」を購入すると回答した人が36.6%と最も多く、「紙の本」(32.7%)を上回っている。これは、Z世代がマンガを読む際に「電子(スマホ・タブレット)」を最もよく使う(38.2%)という前回の結果と一致しており、新しいマンガの購入においても、電子媒体が主流となりつつあることを明確に示している。Z世代はよりデジタルネイティブであり、電子媒体の利便性(いつでもどこでも読める、収納スペース不要など)を重視して購入媒体を選択していると考えられる。
まとめ
今回のアンケートから、
・Z世代はデジタルネイティブとして、マンガを読む媒体、そして新規購入の選択において、利便性を追求し電子媒体への移行が顕著に進んでいる。消費額においても、全くお金を使わない層と、多くの金額を費やすヘビーユーザーとに二極化する傾向が見られる。
・一方、α世代はデジタルに慣れ親しんでいるものの、マンガを読む上では「両方使い」が主流であり、新しいマンガを購入する際には依然として紙媒体への強い愛着と価値(コレクション性や五感に訴える体験)を見出している。
ということが分かりました!