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2026.4.13

Z世代・α世代のチャレンジと失敗について調査!

皆さんは、新しいことにチャレンジして、うまくいかなかったときはどうしていますか?

今回は、失敗・チャレンジに関するアンケートの結果をもとに、Z世代・α世代がチャレンジと失敗についてどのように考えているのかを皆さんにご紹介します。

調査期間:2026年3月3日~3月9日

失敗がこわいか

「とてもこわい」「少しこわい」を合わせた合計値は、両世代ともに8割以上が「失敗への恐怖」を抱いていることがわかる。世代を問わず、大多数の若年層が失敗に対してネガティブな感情や心理的ハードルを感じていることが浮き彫りになった。

特筆すべきは「とてもこわい」と回答した割合の高さである。α世代では約半数(48.7%)、Z世代でも46.3%が強い恐怖心を感じている。これは、SNS等を通じて他者の成功や失敗が可視化されやすい環境が、心理的なプレッシャーを与えている可能性を示唆している。

新しいことにチャレンジするのは好きか

「とても好き」「まあ好き」を合わせた肯定的な回答は、Z世代で82.9%に達しており、α世代の64.1%と比較して20ポイント近い差が開いている。Z世代は失敗に対して高い恐怖心を持ちつつも(前設問参照)、それ以上に新しいことへの挑戦に対して意欲的である様子が伺える。

α世代では「あまり好きではない」「苦手」と回答した割合が合計35.9%にのぼり、約3人に1人がチャレンジに対して消極的な姿勢を見せている。これはZ世代(17.1%)の約2倍の数値である。まだ年齢が若く、経験値が少ないことから、未知のことに対してより慎重、あるいは心理的な障壁を抱えやすい傾向にあると考えられる。

Z世代は「苦手」とまで感じる層が極めて少なく、就職や進学などを通じて「挑戦せざるを得ない環境」に適応している可能性がある一方、α世代はより直感的に「新しいこと=心理的負担」と感じている層が一定数存在している。

失敗したときに気持ちを切り替える方法

Z世代で最も割合が高いのは「誰かに聞いてもらう(29.3%)」である。α世代(15.4%)と比較すると約2倍の開きがあり、Z世代にとって失敗後のメンタルケアには、周囲とのコミュニケーションによる共感や言語化が不可欠であることがわかる。

α世代で最も多い回答は「寝る(30.8%)」であった。また、「他のことをする(15.4%)」や「食べる(7.7%)」といった、個人の行動で完結するリフレッシュ方法の合計値がZ世代より高くなっている。対人コミュニケーションよりも、一度状況を遮断したり、別の刺激を取り入れたりすることで、自分一人で気持ちを切り替えようとする姿勢が見て取れる。

「反省する」という回答は、α世代で20.5%、Z世代で24.4%といずれも上位に入っている。両世代とも、失敗を単に忘れるだけでなく、一度は自分の中で咀嚼して受け止めようとする真面目な気質が共通していると言える。

まとめ

今回のアンケートから、

・両世代ともに8割以上が失敗を「こわい」と感じており、デジタルネイティブとして他者の成功や失敗が可視化されやすい環境に身を置く両世代にとって、失敗は単なるミスではなく、心理的に大きなダメージを伴うイベントとして捉えられている。

失敗を恐れる気持ちは共通している一方で、新しいことへの挑戦については明確な差がある。Z世代は失敗を恐れつつも、それを上回る好奇心や「経験」を重視するアクティブな姿勢が見られ、α世代は失敗への恐怖が、そのままチャレンジへのブレーキに直結しやすい傾向にある。

・失敗した後の気持ちの切り替え方として、α世代は自分一人の時間や生理的な欲求で状況をリセットする傾向があり、またZ世代はコミュニケーションを通じて感情を言語化・共有することで、次のステップへ進むエネルギーを得ている。

ということが分かりました!