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2026.1.5

Z世代やα世代がリアルとバーチャルの融合についてどのように思っているかを調査

昨今では、ARやVR、XRといったリアルとバーチャルを融合させて楽しむことが出来るものが次々と登場しております。皆さんの中には、体験したことがあるというひともいるのではないでしょうか。

今回は、リアル×バーチャル体験に関するアンケートの結果をもとに、Z世代・α世代がリアル×バーチャル体験について思っていることを皆さんにご紹介します。

調査期間:2025年11月25日~12月1日

“AR体験”をしたことがあるか?

α世代はZ世代に比べてAR体験経験者が顕著に多いことが最大のポイントとして挙げられる。α世代はARがより身近な技術として浸透し始めている世代であると言えるだろう。

Z世代はARという言葉自体の認知度は一定程度あるものの、体験に至っていない層が最も多いことが特徴である。彼らはARの可能性を理解しつつも、実際に試すきっかけが不足している可能性がある。

「現地に行く+スマホでバーチャル体験もできる」イベントや場所があったら、行ってみたいと思うか?

「とても行ってみたい」と「少し興味がある」を合わせた積極層は、Z世代が約77.3%(27.3% + 50.0%)であるのに対し、α世代は約67.7%(25.8% + 41.9%)である。Z世代の方が、この種のリアル×バーチャルイベントに対してより強い関心を示していることが明確に分かる。特にZ世代では「少し興味がある」が50.0%と半数を占めており、新しい体験への好奇心が非常に高いと言える。

「あまり興味がない」と「全く興味がない」を合わせた消極層は、α世代が約32.3%(22.6% + 9.7%)であるのに対し、Z世代は約22.7%(9.1% + 13.6%)である。α世代の方が、Z世代に比べてこの種のイベントに興味を示さない層がやや多い傾向にあるようだ。

前回のAR体験に関する調査では、α世代の方がZ世代よりもAR体験経験者が多かった。しかしZ世代は、AR体験自体は少ないものの、「現地でのリアル体験」と「スマホでのバーチャル体験」が融合したイベントに対して、α世代よりも高い関心を持っていることが明らかとなった。

どんなリアル×バーチャル体験があったら楽しそうだと思うか?

両世代ともに、「友だちとアバターで遊べるイベント」が最も高い割合を占めており、非常に人気である。これは、リアルな友人とのつながりをデジタル空間でも拡張したい、あるいはバーチャルな要素を通して新たなコミュニケーションを楽しみたいという、ソーシャル性の高い体験へのニーズが強いことを示している。

次いで人気が高いのは「アニメやアイドルのARライブ」で、α世代で31.1%、Z世代で26.8%であった。これは、既存のコンテンツや好きな対象(アニメ、アイドル)とAR技術が融合することで、より没入感のある体験や、これまでにない鑑賞方法への期待が高いことを示唆している。

Z世代のその他の意見には、「戦国時代の合戦」や「好きなキャラクターが登場するもの」というものがあったが、「大震災などの災害の疑似体験」という防災への意識の高さが伺えるものもあった。

まとめ

今回のアンケートから、

・両世代とも、「アニメやアイドルのARライブ」や「友だちとアバターで遊べるイベント」に対して高い関心を示しており、エンターテインメントやソーシャル性を重視した体験に強い関心が伺える。しかし、実際に体験した経験はα世代の方がやや多く、技術や利用機会の普及に差が見られるものの、認知度は両者とも比較的高い。

・「現地+バーチャル」の体験に行ってみたいと考える層は、両世代ともに一定数存在し、特に若年層は気軽に興味を持つ傾向が強い。実体験者の割合は多くありませんが、関心は引き続き高く、今後の普及の余地がある。

・友だちとアバターで遊ぶアイデアが最も支持を集めており、リアルとバーチャルを融合したソーシャルな体験のニーズが高いことを示唆している。その他、お祭りや旅行、スポーツといったテーマは関心がやや低めで、エンタメに偏る傾向にある。

ということが分かりました!