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2026.8.10

3,000時間の会話を分析!KoeTomoで最も多く使われていた言葉は?

音声コミュニケーションアプリ「KoeTomo」では、ユーザー同士によるさまざまな会話が日々交わされています。
今回は、KoeTomoで収録した約3,000時間分の1対1の会話データをテキスト化し、会話の中に多く登場した言葉を「Word Cloud(ワードクラウド)」形式で可視化しました。

Word Cloudとは、文章や会話に登場する言葉を、出現回数が多いほど大きく表示する方法です。


アンケートのようにあらかじめ用意された質問への回答ではなく、実際のユーザー同士の会話を分析することで、日常の中でどのような言葉が使われ、どのような話題が交わされているのかを探ります。

分析概要

対象データ:KoeTomo Data Hubで収録した会話音声
対象時間:約3,000時間
会話形式:ユーザー同士の1対1通話
分析方法:音声データをテキスト化し、単語の出現回数を集計
表示方法:出現回数が多い言葉ほど大きく表示
※分析には、ユーザーに必要な同意を得たうえで収録されたデータを使用しています。

KoeTomoで収録した約3,000時間分の1対1の会話データ

最も多く使われていた言葉は「やばい」

今回の分析で最も多く登場した言葉は、「やばい」でした。
上位10語の結果は、次のとおりです。

順位 言葉 出現回数
1 やばい 26,279回
2 可愛い 21,027回
3 友達 16,591回
4 今日 15,907回
5 絶対 15,605回
6 15,077回
7 怖い 13,265回
8 時間 13,222回
9 無理 13,112回
10 あと 12,447回


「やばい」は26,279回で、2位の「可愛い」を5,000回以上上回る結果となりました。

「やばい」は、さまざまな感情を表す言葉

「やばい」は、もともと危険な状態や好ましくない状況を表す言葉として使われてきました。
しかし、現在の日常会話では、次のような肯定的・否定的の両方を含む幅広い意味で使われています。

驚いた
すごい
面白い
かわいい
困った
危ない
信じられない

今回のWord Cloudは単語の出現回数を可視化したものであるため、それぞれの「やばい」が、どのような意味で使われたかまでは判別していません。
それでも、3,000時間分の自然な会話の中で最も多く登場したことから、「やばい」が会話中の驚きや反応、評価を表すうえで非常に使いやすい言葉になっていることがうかがえます。

今後は単語の前後関係や声のトーンまで分析することで、「良い意味のやばい」と「悪い意味のやばい」の違いも、今後さらに詳しく調べられる可能性があります。

2位は「可愛い」。好意や評価を伝える会話が多い

2位は、21,027回登場した「可愛い」でした。
「可愛い」は、人の外見だけを指す言葉ではありません。
自然な会話では、声、話し方、性格、服装、持ち物、動物、キャラクターなど、さまざまな対象に対する好意や評価を表すために使われます。

ランキングには、漢字の「可愛い」とは別に、ひらがなの「かわいい」も34位に7,038回登場しています。表記の違いを合算した場合、「かわいい」という表現全体の出現回数は、さらに多くなります。

今回の集計では表記の異なる言葉を別々に数えているため、「やばい」と184位の「ヤバい」、「欲しい」と「ほしい」、「ほんま」と「ホント」「ほんと」なども、それぞれ別の単語として扱われています。

「友達」が3位。人間関係が会話の中心に

3位には、16,591回の「友達」が入りました。
このほかにも、人間関係に関連する言葉として以下のような単語が上位に登場しています。

女の子(18位)
彼氏(29位)
(37位)
相手(38位)
(39位)
(62位)
(87位)
恋愛(102位)
先生(108位)
先輩(109位)

KoeTomoの会話では、友人、恋人、家族、学校の人間関係など、身近な人について話す機会が多いと考えられます。
誰かとの出来事を話したり、相手との関係について相談したりすることは、自然な会話を始め、続けるための主要なテーマの一つになっているようです。

ただし、「友達」という言葉が多いことだけで、どのような内容の会話だったかまでは判断できません。友達との楽しい出来事だけでなく、悩みや相談、紹介、昔の思い出など、複数の文脈が含まれている可能性があります。

「今日」「時間」「明日」から見える日常会話

4位には「今日」、8位には「時間」が入りました。さらに、時間や日常の予定に関する言葉も数多く登場しています。

最近(17位)
明日(35位)
さっき(45位)
最初(51位)
(72位)
休み(78位)
(82位)
(89位)
昨日(92位)
毎日(123位)
今年(124位)

この結果からは、KoeTomoの通話において、
「今日は何をしていたのか」
「明日は学校や仕事があるのか」
「最近どんなことがあったのか」
「休みの日は何をしているのか」

といった、日々の出来事や予定を共有する会話が多く行われていることが分かります。
特別なテーマについて話すだけでなく、その日に起きたことを話したり、相手の生活について質問したりすることが、コミュニケーションの中心になっているといえます。

「絶対」「怖い」「無理」など、感情や判断を表す言葉も上位に

5位の「絶対」、7位の「怖い」、9位の「無理」をはじめ、ランキングには感情や判断を表す言葉が多く含まれています。

悪い(13位)
楽しい(14位)
気持ち(20位)
面白い(25位)
眠い(28位)
嬉しい(48位)
難しい(52位)
痛い(56位)
美味しい(57位)
嫌い(63位)
優しい(67位)
びっくり(77位)
面倒(95位)
悲しい(105位)
恥ずかしい(110位)

自然な会話では、相手の話を聞いた瞬間の反応や、その場で感じた気持ちが言葉として現れます。
「楽しい」「嬉しい」のような肯定的な表現だけでなく、「怖い」「無理」「悲しい」「面倒」といった否定的な表現も含まれている点は、リアルな日常会話ならではの特徴です。

ただし、単語単体では話し手本人の感情なのか、誰かの発言の描写なのか、冗談なのかまでは分かりません。感情分析を行う際には、前後の文脈や声のトーンを含めて検証する必要があります。

学校、仕事、アルバイトなど生活に密着した話題

ランキングには、ユーザーの日常生活を示す言葉も多く登場しています。

学校(15位)
仕事(16位)
高校(19位)
大学(22位)
バイト(40位)
勉強(70位)
中学(84位)
卒業(113位)
部活(126位)
社会(128位)
会社(173位)
学生(216位)
テスト(257位)

学校生活、進路、仕事、アルバイトなどは、年齢や生活環境を問わず、近況を共有しやすいテーマです。
KoeTomoでは普段接点のない相手とも会話できるため、お互いの生活の違いや共通点を知るきっかけにもなっていると考えられます。

ゲーム、アニメ、映画などの趣味に関する言葉

趣味や娯楽に関する言葉としては、以下のような単語が確認されました。

ゲーム(33位)
アニメ(106位)
趣味(114位)
映画(133位)
(163位)
旅行(185位)
音楽(268位)
動画(276位)
野球(279位)
漫画(281位)

初対面の相手とも話題にしやすい趣味のテーマが、会話のきっかけ作りや共通点探しに活用されていることがうかがえます。

東京、大阪、北海道など地域に関する言葉も登場

地域名・エリアに関する言葉も多く登場しています。

東京(42位)
関西(73位)
大阪(79位)
関東(157位)
北海道(161位)
福岡(188位)
九州(235位)
京都(262位)
愛知(283位)

居住地や出身地は、初対面でも質問しやすい定番のテーマです。地域の話題から、方言、食べ物、気候の違いなどへ会話が広がっている様子が想像されます。

Word Cloudから見える自然会話の特徴

今回の分析結果から、KoeTomoでの自然な会話には、次のような特徴が見えてきました。


1. 感情や反応を表す言葉が多い
「やばい」「可愛い」「怖い」「無理」「楽しい」など、その場で感じたことを直感的に表す言葉が多く使われています。


2. 人間関係に関する話題が多い
「友達」「女の子」「彼氏」「相手」「親」「恋愛」など、身近な人との関係が重要な会話テーマになっています。


3. 日々の出来事を共有している
「今日」「時間」「最近」「明日」「昨日」「休み」など、日常生活や予定について話している様子が表れています。


4. 学校や仕事など、生活に近い話題が中心
学校、大学、仕事、アルバイト、部活など、ユーザー自身の環境に紐づく話題が多く登場しています。


5. 話し言葉特有の表現が多い
「あと」「一緒」「ほんま」「さっき」「一応」「ちなみに」「ガチ」など、文章体ではあまり見られない口語表現が目立ちます。

Word Cloudを見る際の注意点

Word Cloudは、会話全体の傾向を直感的に把握しやすい反面、単語の意味や文脈までは示しません。
例えば、「怖い」という言葉が多く出現していても、必ずしも危険な体験を話しているとは限らず、以下のような多様な文脈が考えられます。

「その映画は怖い」
「怖い話が好き」
「それは怖くない」
「怖いくらい面白い」


また、今回の集計では、「可愛い」と「かわいい」、「やばい」と「ヤバい」のような表記の違いや、「欲しい」と「ほしい」のような漢字・ひらがなの違いを別々に集計しています。
音声認識や単語分割の結果によって、「子」「部」「感」「間」など、単独では意味を特定しにくい言葉が抽出されている場合もあります。

したがって、今回の結果は個々の言葉の意味を断定するものではなく、自然会話全体における傾向を可視化したものとしてご覧ください。

今後の分析について

今回のWord Cloudは、約3,000時間の会話に登場した言葉を、出現回数をもとに可視化した基礎的な分析です。
今後は単語の集計にとどまらず、以下のような多角的な分析を進めることで、自然な会話の特徴をさらに立体的に捉えられると考えています。

年代別・性別による会話傾向
時間帯による話題の違い
一緒に使われやすい言葉の組み合わせ
「やばい」など多義的な言葉の使われ方
肯定的・否定的な感情の違い
話題がどのように移り変わるか
声のトーンや話す速さと感情の関係
世代や地域ごとの言葉遣いの違い

まとめ

KoeTomoで収録した約3,000時間分の自然な会話を分析した結果、最も多く使われていた言葉は「やばい」であり、以下「可愛い」「友達」「今日」「絶対」と続きました。
今回のデータからは、以下の傾向が明確になりました。

驚きや好意などを率直に表す感情表現が多いこと
友人や恋愛、家族など人間関係が主軸となっていること
その日の出来事や予定を共有する日常会話が多いこと
学校、仕事、趣味、地域など幅広いテーマが含まれていること

あらかじめ提示された質問に答えるアンケート調査とは異なり、自然な会話データには想定外の話題やリアルな感情、普段使いの言葉遣いがそのまま凝縮されています。

KoeTomo Researchでは、今後もアンケート調査と自然な会話データの分析を通じて、α世代・Z世代を中心としたユーザーの価値観やコミュニケーションの実態を紹介していきます。

KoeTomo Data Hubについて(https://meetscom.co.jp/koetomo-data-hub/
KoeTomo Data Hubでは、音声コミュニケーションアプリ「KoeTomo」を通じて収録した自然会話データを、AIの学習、音声技術の研究、マーケティング分析などに活用できる形で提供しています。
データの収録および利用にあたっては、対象ユーザーから必要な同意を取得し、利用目的に応じたデータの整備を行っています。