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2026.6.1

α世代・Z世代の「学び」実態について聞いてみた!

近年、勉強や学びのスタイルは大きく変化しています。動画学習や生成AIの普及により、いつでもどこでも自分のペースで学べる環境が整いつつある中、若い世代はどのように「学び」と向き合っているのでしょうか。今回は12〜28歳を対象にアンケートを実施し、α世代とZ世代の学習実態や意識の違いを探りました。

調査期間:2026/4/28~5/4

いま、何を学んでいる?学習テーマの世代比較

最近学んでいることについて聞いたところ、α世代・Z世代ともに「学校・仕事の勉強」がトップとなった(α世代50%、Z世代31%)。ただし、その内訳には世代差が見られる。

α世代は「学校・仕事の勉強」への集中度が特に高く、全体の半数を占める。一方でZ世代は「とくにない」と回答した割合が23%に上り、α世代(13%)と比べて高い。Z世代では「語学(英語など)」「資格・検定の勉強」など、自ら設定した目標に向けた学びの多様化が見られる点も特徴的だ。

どうやって学ぶ?ツール・方法の世代比較

学習ツールについては、両世代ともにYouTubeや生成AI、本・参考書が上位を占めた。しかし細かく見ると違いがある。

α世代は「学校・塾・教室に通う」(50%)の割合がZ世代(17%)と比べて際立って高く、対面・集団学習の比重がまだ大きいことがわかる。またSNSやアプリを活用する割合もα世代の方が相対的に高く、幅広いデジタルツールを組み合わせて使いこなす傾向が見られる。

Z世代はYouTube・本・生成AIの三強が均衡しており(各16〜17件)、特定のツールへの偏りが少なく、自分に合った手段を選択的に使いこなしていることがうかがえる。一方で塾や教室への依存度は低く、独学志向が強まっている。

学び続ける原動力は?モチベーションの世代比較

学習を続けるモチベーションについては、両世代ともに「将来の夢や目標のため」が最多となった(α世代54%、Z世代49%)。目標志向は世代を超えた共通点と言えるだろう。

一方で差が出たのは「親や先生に言われたから」という外発的動機の割合だ。α世代では13%が挙げたのに対し、Z世代では6%にとどまる。α世代はまだ周囲の大人の影響を受けやすい年齢であることが反映されている。

また「周りがやっているから」という同調動機はZ世代でやや高く(11% vs α世代4%)、社会的比較が学習行動に影響している側面もうかがえる。「純粋に好きで楽しいから」という内発的動機はZ世代(26%)の方がα世代(21%)より高く、自律的な学習意識が育っていることも注目される。

学んでおきたかったこと・これから学びたいことは?

自由回答では、両世代から多彩な声が寄せられた。近い内容を整理して紹介する。

α世代の声

  • 「高校生になるまでに基礎をしっかり学んでおけばよかった。そうすれば趣味に没頭できた」
  • 「英語や漢字など語学系の勉強をもっと早くから始めればよかった」
  • 「英検・漢検などの検定に挑戦しておけばよかった」
  • 「不登校だった時期に勉強できなかったことを後悔している」
  • 「数学を克服したい」「苦手な分野をしっかり勉強したい」
  • 「プログラミングやセキュリティ、美容、表現力など、趣味・将来につながることを学びたい」
  • 「中国語や韓国語など英語以外の語学にも挑戦したい」

Z世代の声

  • 「英語はもっと早く本格的に学んでおくべきだった」
  • 「お金・投資・ファイナンシャルプランニングなど、生きていくうえで必要な知識を学びたい」
  • 「中学・高校の頃からちゃんと勉強しておけばよかった」
  • 「資格取得(宅建・簿記・登録販売者など)に向けた専門知識を身につけたい」
  • 「解剖学・板前の技術・Linuxなど、専門的・職業的なスキルを学びたい」
  • 「タスク管理や家事効率化など、日常生活を豊かにする実用的な知識が欲しい」

まとめ

今回のアンケートから、

  • α世代は「学校・仕事の勉強」を中心に、塾や教室といった対面学習と生成AI・SNS・アプリなどのデジタルツールを幅広く組み合わせて学んでおり、「将来の夢のため」「親・先生に言われたから」という目標・外発的動機で動く傾向がある。後悔として語学や基礎学力の習得を挙げる声が多く、早いうちからの学習機会への関心が高い。
  • Z世代はYouTube・本・生成AIを軸としたセルフラーニング志向が強く、「とくにない」と答える割合もα世代より高い一方、語学・資格・専門スキルなど目的意識を持った多様な学びへの意欲も顕著で、お金や実生活に直結する知識への関心が際立っている。

ということが分かりました!