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2026.7.20

α世代とZ世代のリアルな発信スタイルを徹底比較!

近年、若年層のライフスタイルにおいて大きなウェイトを占める「推し活」。その表現や交流の場として、SNSは欠かせないツールとなっています。しかし、同じ若者世代であっても、年齢層によってSNSの使いこなし方や意識には細かな違いがあるようです。今回は、デジタルネイティブである若年層を対象に、SNSでの推し活に関する実態調査を実施しました。年齢別にデータを分析し、それぞれの世代が持つ独自の価値観や行動パターンの違いに迫ります。

調査期間:2026/6/16~6/22

推しに関する内容をSNSに投稿することはありますか?

α世代においては、「よく投稿する(週1回以上)」と回答した割合が約35.3%にのぼり、「たまに投稿する(月数回程度)」と合わせると、半数以上が自発的に推し活の投稿を行っている。一方で「ほとんど投稿しない(見る専門)」の割合は約29.4%にとどまり、日常的に自分から熱量を発信するアクティブな姿勢が目立つ結果となった。

対するZ世代では、「よく投稿する(週1回以上)」の割合は約14.3%と低く、「ほとんど投稿しない(見る専門)」が約61.9%と過半数を占めている。Z世代にとってSNSでの推し活は、自ら発信する場所というよりも、公式情報や他者の投稿をチェックする情報収集の場としての側面が強いことがうかがえる。

推し活の投稿をするとき、どんな内容をシェアしますか?

投稿内容において、α世代で最も多かったのは「グッズや購入品の写真」や「推しへの気持ち・日記的なつぶやき」である。また、特徴的な点として「ファンアート・自作コンテンツ」をシェアする割合がZ世代に比べて非常に高い。自分でイラストを描いたり動画を作ったりして、クリエイティブに推しを表現する文化が定着している。一方で、推しはいない・SNSをやっていない層による「特に投稿しない」を除くと、何かしらのコンテンツを活発にシェアしている傾向が強い。

Z世代でも「グッズや購入品の写真」や「ライブ・イベントの感想」は一定のシェアを集めているものの、「特に投稿しない」の割合が非常に高い。シェアをする場合でも、感情のままにつぶやくよりは、ライブ参戦などの特別なイベント時に絞ってクオリティの高い記録を投稿する傾向が見られる。

推し活の投稿をするとき、どのくらい「見せる範囲」を意識しますか?

見せる範囲の意識において、α世代は「全公開で気にしない」と回答した割合が約41.2%と最も高い。オープンな環境で世界中のファンと繋がりたいという欲求が強いことがわかる。しかし同時に、「リアルの知人にはあまり知られたくない」や「フォロワー限定や鍵アカウントで投稿する」といった防衛策をとる層も一定数存在し、オープン派とクローズド派で二極化している様子が見て取れる。

一方、Z世代は「特に意識していない/投稿しない」の割合が最も高いが、これは閲覧中心のユーザーが多いためである。実際に投稿している層に注目すると、「フォロワー限定や鍵アカウント」や「推し専用のサブアカウントを使い分けている」など、複数のアカウントを駆使した高度なコントロールを行っている。「リアルの知人に見つかりたくない」「オタクとしての自分を切り離したい」という、人間関係の棲み分けに対する意識の高さがうかがえる。

推し活をとおして、SNSで良かったと思うことはありますか?

近い回答のまとめと考察

推し活を通じて得られたメリットについての自由入力を分析したところ、若者たちがSNSをどのように活用し、恩恵を受けているのかが浮き彫りになった。回答は大きく「ファンの繋がり・共感」「情報収集」「実利的なメリット」の3つに分類される。それぞれの世代における特徴的な声は以下の通りである。

  • ファンの繋がり・共感:同じ熱量で語れる仲間と出会い、気持ちを共有できたこと。
    • 同じ推しのファン友達ができた。
    • 推しへの熱い気持ちを誰かに共感してもらえたときが一番嬉しい。
    • ライブやイベントに一緒に行けるリアルな友達が見つかった。
  • 情報収集:公式や他ユーザーからのスピーディーなインプット。
    • 推しの最新情報や、見逃しそうな細かい情報をいち早くキャッチできた。
  • 実利的なメリット:オタ活を円滑にする相互協力。
    • ランダムグッズの交換や譲渡がSNS上でスムーズにできた。

α世代では「同じ推しのファン友達ができた」「気持ちを共感してもらえた」という、コミュニティ形成や純粋な感情の共有に喜びを感じる声が圧倒的多数を占めた。SNSをリアルタイムなコミュニケーションツールとして最大限に楽しんでいる様子が伝わってくる。

Z世代でも共感や友人作りは重視されているものの、それに加えて「推しの最新情報をいち早くキャッチできた」という情報収集のメリットや、「グッズの交換・譲渡ができた」という実利的な利便性を挙げる声が目立つ。SNSを効率的なツールとして、一歩引いた視点で賢く使いこなしている印象が強い。

まとめ

今回のアンケートから、

  • α世代は、SNSでの推し活において自ら積極的に発信するアクティブな姿勢が強く、ファンアートのシェアや全公開アカウントでのオープンな交流、純粋な「共感」を求める傾向がある。
  • Z世代は、閲覧専門のスタイルが主流であり、投稿する際もサブアカウントや鍵アカウントを活用して見せる範囲をシビアに管理しながら、情報収集やグッズ交換といった実利的な面を重視している。

ということが分かりました!