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2026.7.6

α世代とZ世代のお出かけ事情や金銭感覚について大調査!

次世代を担う若者たちの価値観は、どのように変化しているのでしょうか。本調査では、現在の中高生を中心とした「α世代」と、大学生から社会人層に位置する「Z世代」を対象に、お出かけスポットの傾向や金銭感覚、そしてSNSでのシェア行動の違いについてアンケートを実施しました。日常の楽しみ方から見えてくる、両世代のリアルな生態を紐解いていきます。

調査期間:2026/6/2~6/8

エンタメスポットの選択傾向

実際に足を運んで楽しんだ、あるいは行きたいと思っているスポットについて調べたところ、両世代ともに「ライブ・コンサート」「映画館」「テーマパーク・遊園地」がトップ3を占める結果となった。デジタルネイティブである彼らだが、リアルな空間での体験価値を重視する姿勢は共通していると言える。

一方で、世代間で明らかな差異が見られたのが「美術館・博物館・展示会」と「フェス・野外イベント」である。Z世代では美術館・博物館・展示会への関心が約4分の1にのぼり、フェス・野外イベントと同等の人気を集めているのに対し、α世代では美術館等への関心は極めて低く、より能動的に盛り上がれるフェスやライブに傾倒する傾向が強い。Z世代はおしゃれな展示空間や文化的知見を得られる落ち着いたスポットを好むのに対し、α世代はよりエンタメ性の高い、体験型かつ動的なスポットを求める傾向があるようだ。

お出かけやイベントへの金銭感覚

チケット代や交通費など、イベントにかかる費用への意識には、ライフステージの違いが顕著に反映される結果となった。Z世代では「高くても行きたいものには惜しまず使う」と回答した割合が4割を超え、最も高い数値を記録した。自らバイトや仕事で収入を得ているメンバーが多いZ世代は、自分の趣味や「推し活」に対して投資を惜しまない、いわば「メリハリ消費」の傾向が強く表れている。

これに対してα世代で最も多かった回答は「予算を決めて、その範囲で楽しむ」であり、半数近くを占めた。お小遣いや親からの援助が活動資金の中心となるため、限られた予算のなかでいかに楽しむかを賢く計画する、手堅い金銭感覚を持っていることがうかがえる。「高くても惜しまず使う」としたα世代は2割未満にとどまり、現時点では背伸びをしない等身大な消費行動が主流であると言える。

体験のSNSシェア行動

体験したことをSNSにどのようにシェアするかという質問では、両世代のコミュニティに対する意識の違いが浮き彫りとなった。α世代においては、8割以上が「ストーリーや限定公開でシェアする」と回答した。不特定多数に向けた公開投稿ではなく、親しい友人や鍵アカウントのフォロワーなど、ごく身近なクローズド空間でのみ思い出を共有するスタイルが完全に定着している。

一方、Z世代でも限定公開の需要は高いものの、「積極的にシェアする(公開投稿)」と答えた割合が約4分の1に達し、さらに「自分だけ見られる形で記録する(非公開)」という声も同等に存在した。Z世代はオープンな発信による自己表現や情報交換を楽しむ層と、完全にプライベートな備忘録としてSNSを活用する層で二極化が進んでいる。対照的に、α世代は「シェアや記録はしない」「非公開で記録する」という割合が極めて低く、日常の出来事を「身内のコミュニティ内で共有すること」が半ばインフラ化している様子が捉えられた。

一度でいいから体験してみたいこと

将来的な願望や憧れの体験について自由記入で募ったところ、両世代の興味関心の方向性にユニークな違いが見られた。近い回答ごとに分類し、それぞれの特徴的な声を紹介する。

α世代の声

  • 「海外旅行!」「海外にいく」といった海外への強い憧れ
  • 「バンジージャンプ」のようなダイナミックなアクティビティへの挑戦
  • 「好きな人とドライブデート♡」「ゲームの人と遊んでみたい」といったリアルな交流や日常の延長線上のイベント

α世代からは、海外への純粋な憧れや、わかりやすいスリル体験、また日常的に親しんでいる「ゲーム」を通じて知り合った仲間とリアルで会ってみたいといった、ストレートで体験価値そのものを重視する声が多く集まった。

Z世代の声

  • 「推しと話す」「LIVEなどのアリーナ席」といった推し活の究極体験
  • 「スカイダイビング」「宇宙旅行」「スキューバーダイビング・気球」といった非日常・極限環境への挑戦
  • 「アート作品制作」「インフルエンサー(芸能人)の生活」といった自己表現やクリエイティブへの関心

Z世代では、単なる旅行にとどまらず「宇宙旅行」や「スカイダイビング」といったより極限の非日常体験を求める声や、自分の熱量が高まっている「推し」に接近したいという具体的な願望が目立った。さらに、アート制作やインフルエンサーの生活への興味など、クリエイティブや自己実現に紐づく回答が見られるのも特徴的である。

まとめ

今回のアンケートから、

  • α世代は、限られた予算の中で賢くやりくりしながら、ライブやフェスなどの動的なエンタメを好み、その体験を身内のクローズドなSNS空間で濃密に共有し合うコミュニティ重視の傾向があること
  • Z世代は、経済的な自立を背景に「高くても行きたいものには惜しまず使う」という熱量高い投資を行い、美術館など静的なスポットにも関心を示しながら、SNSはオープンな発信から非公開記録まで多様に使い分ける自己実現型の傾向があること

ということが分かりました!