research

2026.5.18

α世代とZ世代の「KoeTomo」利用傾向比較

声でつながるSNS「KoeTomo」において、次世代を担うユーザー層はどのような変化を見せているのでしょうか。今回は、α世代とZ世代のユーザーを対象に、利用目的や好みの機能についてアンケート調査を実施しました。α世代とZ世代、それぞれの世代で異なる傾向が明らかになっています。

調査期間:2026/4/14~4/20

α世代、Z世代ともに「暇つぶし・気晴らし」が圧倒的に1位である。しかし、2位以降に目を向けると、Z世代は「新しい友達・仲間を作りたい」というコミュニティ形成を重視する傾向が強いのに対し、α世代では「新しい友達・仲間を作りたい」と並んで「承認欲求・自己表現を満たしたい」という回答が目立つ。α世代にとって、音声SNSは単なる交流の場以上に、自分を表現し、認めてもらうための重要なプラットフォームとしての役割を担っていることが推測できる。

友達よりも、まずは自分の声を誰かに聴いてほしい。(α世代)

リアルな友達には言えないことを、知らない誰かに肯定してほしい。(α世代)

同じ趣味を持つ、価値観の合う大人と出会いたい。(Z世代)

仕事終わりの寂しい時間に、誰かとつながっていたい。(Z世代)

世代間で最も顕著な差が出たのが利用機能である。Z世代は「1vs1通話」の利用率が非常に高く、個別の深いコミュニケーションを好む傾向にある。一方、α世代で最も利用されているのは「グループ通話」だ。α世代は、1対1の密なコミュニケーションよりも、複数人が集まるオープンな空間でわいわいと過ごすスタイルを好んでいる。また、両世代ともに「投稿」機能も根強く支持されており、通話以外の非同期な交流も日常化している。

みんなで集まってゲームや雑談をするのが放課後の日課。(α世代)

誰が来るかわからないドキドキ感があるグループ通話が好き。(α世代)

1対1でじっくり悩みを相談したり、寝落ち通話をするのがメイン。(Z世代)

気軽に自分の日常を「投稿」して、反応をもらえるのが嬉しい。(Z世代)

追加機能への要望では、両世代ともに「通話相手を年代・趣味で絞れる機能」が圧倒的な支持を集めた。自分と共通点を持つ相手をより効率的に見つけたいというニーズは共通している。興味深いのは、α世代で「通話中のボイスエフェクト」への要望がZ世代より高い点だ。前述の「自己表現」のニーズとも重なり、自分の声を加工して楽しむ、あるいは「声の自分磨き」を楽しみたいという欲求が見て取れる。対してZ世代は「ダークモード」などの実用的なUI改善を求める声が多かった。

自分の声を可愛くしたり、かっこよくしたりして喋ってみたい。(α世代)

推しに似た声の人と出会えるフィルターがほしい。(α世代)

深夜に使うことが多いので、目に優しいダークモードは必須。(Z世代)

決まった時間に約束して通話ができる予約機能が便利そう。(Z世代)

支払い意欲に関しては、両世代ともに「払いたくない」という層が多数派を占めるものの、Z世代では1,000円以上の高額帯や中価格帯(〜500円)を選択するユーザーが一定数存在した。これは可処分所得の差だけでなく、生活に深く入り込んでいるサービスに対しては対価を払うという意識の表れとも言える。α世代は「〜300円」程度の少額であれば支払っても良いと考える層が多く、お小遣いの範囲内で「より便利に、より楽しく」したいという控えめながらも確かな課金意欲が確認できた。

基本は無料で使いたいけど、ボイスエフェクトが豪華なら少し考えたい。(α世代)

広告が消えるとか、もっと趣味の合う人と繋がりやすくなるなら払う価値がある。(Z世代)

今回のアンケートから、

α世代は「グループ通話」を拠点としたオープンな交流と、ボイスエフェクトなどを通じた「自己表現・承認欲求」の充足を求めている。

Z世代は「1vs1通話」による個別で深い繋がりを重視し、利便性を高めるための実用的な機能追加や一定の課金にも柔軟である。

ということが分かりました!